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青汁王子(三崎優太)と新潮社・日刊ゲンダイの戦い
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三崎優太さんの反社疑惑は、週刊誌が取り上げたことにより大きく広がりました。
反社記事を掲載した週刊誌に対して名誉毀損の裁判を行い、いずれも三崎優太さんが実質勝訴しています。
ここでは、新潮社と日刊ゲンダイとの間で行われた裁判について解説していきます。
紙面やネットに掲載された反社記事の内容
週刊誌の記事に「その"素顔"は青汁よりもはるかにマズい」と青汁王子が反社とつながっているとした内容が書かれていました。
記事中には、越山晃次さんと思われる事情をよく知る関係者が登場し、「三崎氏の了解のもと、三崎氏の持ち分を創業者である越山晃次社長名義に変更した」「そもそも三崎氏は創業から2年程度で同社の株を手放す約束でしたが、名義変更が不服で株主権を巡って係争中なのです」と語っています。
しかし、三崎優太さんのYouTubeでは、2年程度で株を手放す約束はないと言及しているので、主張はデタラメであることが分かりました。
さらに、「ライバル企業への嫌がらせの目的で右翼団体の街宣車を使っていたことが分かった」と反社とのつながりを示唆する内容も掲載されています。
こちらも裁判により、デタラメであることが明らかになりました。
しかし、週刊誌に記事が掲載された影響は大きく、三崎優太さんの社会的評価は下がってしまったのです。
新潮社と記者に220万円の損害賠償が命じられる
新潮社との裁判では、記事の真実性は認められないとして、裁判所が新潮社と記者に220万円の損害賠償を命じています。
三崎優太さんには、反社とのつながりはないとされ勝訴。新潮社の記事は現在削除されています。
日刊ゲンダイには一審で敗訴するも控訴審で和解
日刊ゲンダイとの裁判では、一審は敗訴、ニ審では和解が成立しました。
一審では、和解誓約書の作成は社会的リスクがあり、三崎優太さんが街宣車の依頼を行ったと判断され、記事の違法性はないとされました。
しかし、三崎優太さんはニ審で越山晃次さんがデタラメの情報を言っている証拠を提出し、日刊ゲンダイ側は非を認め、和解が成立します。
その後、日刊ゲンダイの記事も削除されました。